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20230924神戸新聞杯
20230924
阪神競馬 第11R 神戸新聞杯 (GⅡ)
サトノグランツ (川田将雅 騎手) 1着🥇
友道康夫厩舎
「サトノグランツ来た!
レコードタイム!」
私とサトノグランツ号との4度目の逢瀬、神戸新聞杯。
会うたび応援するたび次の本番を迎えることに異様に緊張し、例に漏れずこの日もろくに寝られぬまま早朝の阪神競馬場に出かけて行きました。

阪神競馬場といえば、光の届かぬパドック
すり鉢構造でラチが目線の高さを超えてしまうので、個人的に撮影に難儀するパドックの三本の指に入ります。この日のパドック撮影のことはもうよく覚えていませんが、多分頭を悩ませながらなんとかグランツを収めていた、と言ったところでしょうか。


ゆきやなぎ賞からカメラを持ち込み始めたので、過去のデータを見返すたびに神戸新聞杯の頃から少し大人の顔つきになりはじめた・・・?といつも感じています。それでも幼顔(だと思っているの)でやっぱり可愛いですね☺️


レースは中段から。4コーナーを回っても今度こそ両サイドを他の馬たちに固められたグランツは抜け出せないんじゃないかと、弱気な気持ちになってしまいました。
だからこそ最後の最後、本当のラストに馬群を割いてグイッ!と前に出たグランツの顔をずっと忘れられません。

一瞬周りの音が消えて、次の瞬間大歓声と周りの人たちからのお祝いと。泣いて泣いてぐちゃぐちゃで前後不覚になりながらも、4コーナー側で観戦していた友人がすっ飛んできてくれて抱き合いました。
さらに、着順掲示板の下部に灯ったのは真っ赤な「レコード」の文字。特別な仔が刻んだ特別な記録は今でも宝物です。

この勝利をもって、サトノグランツ号は父も制覇した菊の舞台へ進むのでした。



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